ウーマノミクスについて、考える機会があったので、かなり脱線していますが個人的な意見をつらつら書いてみます。
ウーマノミクスとは…
ウーマン(Women)+エコノミクス(Economics)の造語
→女性の活躍によって経済を活性化することです。
埼玉県の推進しているウーマノミクスには以下のように書かれていました。
女性が自己実現してイキイキと輝く社会に!
「働き手」となり消費や投資の担い手に!
簡単に言えば、働いていない女性を就労させ、働いている女性はその状態を維持させよう!ということなんだろうということみたいです。
しかし、そもそも女性っていうのは、自己実現周辺にある程度の余裕を求めると思うのです。働く上で、それが手に入らないというのなら、魅力が激減するんじゃないかな?と。
余裕=時間 ともいえます。
そこで、私が思うに、女性の時間的な余裕を換算すると、以下のような感じになると想像しています。
勿論こんな枠で全てを語れないのは承知ですが、夫が家事にどのくらい参加しているかによって、ワーママの辛さも変わるだろうなと思うのです。
ワーママと言っても、ものすごく幅があるし、ざっくり言えばパートや時短を使えるってことは、融通が利くので、適度に余裕を持つことができます。
適度というのがポイントで、そいうのがイキイキにつながると思いますし、消費にも繋がるんじゃないの?というところです。
また、ウーマノミクスが言う自己実現してイキイキってのは、DとかEの人を増やすことと、この表の外にいる女性社長を生み出すことと思えます。
女社長は置いといて、
DEあたりの人を増やすには当然ながら
専業主婦を何かしら働かせる
拘束時間をゆるめる
だということには反論がないのですが、
どんな制度を投じても、
裁量制の人がパートタイマーになるっていうのは、
降格を意味するのが現実だと思います。
その上でイキイキって苦しい。

あと、女性って、結構仕事には前向きに挑むタイプって結構多くて、何だかんだ、キャリアを真剣に考えている。負けずにがんばろうという子もいる。だから、ゆるめて仕事が本人の自己実現だった場合はその概念がパラダイムシフトを
おこさない限り「子供の犠牲に」という方向になりやすくなると思います。
また、日本のサラリーマンって結局、⑤や④あたりのパパが多いと思います。労働時間をじっくり調査すると、正社員男子はめっちゃ残業しているのに変わりないです。
私が思うに、専業主婦はそもそも、夫が⑤なタイプがとっても多く、だとすると彼女らが働く場合は、育児のサポートが必要になるでしょう。
それも足りていないのが現実なのだから、まあ、上手くいくわけありません。
そして、うすうす気づいていましたが、私は表の赤部分、悩めるAのワーママで「働くのが辛い」と嘆いて仕事を辞めるという選択肢を選んだところで、同じ悩みの専業主婦になるだけだと思っています。
ママがイキイキに重点を置くとしたら、赤のゾーンを避け、上手く世を渡るのがベストなのだと思います。
だって、自己実現のために子供を犠牲にしてもいいって程の志って、そうそう無いでしょ?
手っ取り早い、、、いや、手っ取り早くないけれど、業務形態を変えてもらう方法を選んでいくのが、長い目で見たら得策なのだろうなと。
私は単にその勇気が無いのだと反省しつつ、でも結局このまま生きていくと思います。

で、長々と書きましたが、個人の意見として、
ウーマノミクスのカギになるのは、結局、夫なんじゃないの?
そこを動かすことができるのは、世の中と企業かな~と思います。
詰まるところ、ウーマノミクス政策は、男子の仕事を軽くすることなんじゃないかという「わらしべ長者」的な発想に至っています。
というわけで、夫は無理ですが、息子に何かと手伝ってもらう日々。
案外2歳でも、いろいろやってくれるようになってきました。
ああ、なんだか息子には苦労かけるなあ・・
残業の調節もしたいですが『夫が速く帰ってくる日』どころか、『夫がいる日』さえ怪しい日々ですので、いつも綱渡り。夫も死なないか心配です。(過労死も今度調べておこう。。。)
ブログやSNSが普及して、女性っていつまでも「キラキラ」せねばならないといった風潮にありますが、赤の位置にいて、キラキラするのは至難の業だと思います。でも、いるんですよね。キラキラしている方・・・。
それが半ば見栄であるという減点法を用いてみても、やはり私は、尊敬してしまう。
どちらかというと、キラキラを放棄した日々を送っていますが、
追い求めていく女らしさをもう一度見直そうと思っています。
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