2013年5月22日水曜日

2歳児が乗り越える『イジメ』

1歳の頃から、保育園に通っている息子は、クラスで一番早く登園し、一番最後に帰るような毎日です。


こんな小さいうちから社会でもまれていることを不憫にも思うので、何かプラスに考えようとするのですが、あえて言うなら、社会性は私より磨かれているだろうと・・・。

最近、おませな女の子たちは、男の子に意地悪して、挨拶をしてあげなかったり、遊んであげなーいと言うのだとか。

保育士さんの話しだと、息子は月齢も低く、あからさまに悲しそうな顔をするので、その反応が楽しいのだそうです。私はそれを「へ~。女の子ってこんな小さい頃から女子なのね」なんて暢気に笑って話しています。

でも、当の本人たちはどうでしょう?もし大人の私が今そうされたら、悩んでしまう。きっと息子も少なからず、ストレスを感じているはず。

子ども同士のことで、親が介入すべきことでは無い筈ですし、世の中はずーっと、そういう人たちとの付き合いだと思うので、乗り越えて欲しいですが、あまりにも長時間の園生活ですし、ちょっと心配していました。

親ばかな私は行き帰りの道端で、

「ママはね、あなたが一番大好き。大丈夫よ。」


と言ってあげるくらいしかできませんでした。


ある日、一番いじめっ子な感じの女子が一人、先に登園していました。息子をチラっと見て、やっぱり無視しています。
すると息子はまっすぐその子の方を見て一言。


「○○ちゃん、こんにちわ」

私は勿論、彼女は思いもしない行動に度肝を抜かれ、先生は大笑いしていました。息子が誤解しないように、「偉かった。それでいいんだよ。よく挨拶したね。」と言いました。

緊張したのか、おはようじゃなくてこんにちわ、なのが笑えます・・・。

意地悪されようが、無視されようが、息子なりに、彼女との付き合いを模索しているような気がして、何だか私はほっとしました。

同時に、そういう経験をさせてもらえる園やお友達にも感謝ですね。この時期のこれって、結局人とのかかわりの実験なのですよね。先生がおっしゃるように、反応がおもしろい。
変に気にするのはやめようと、安心できた出来事でした。

保育園時代、じっくり人というものを学んでくれるといいですね。

いろいろな方法を試した上で、世の中を自分らしく生きて欲しいです。



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